サビつき

イタリアのゴルフ場は冬だからといって閉鎖するところはあまり無いようです。
北イタリアでも、夜はグリーンに覆いをかけて保護して、プレーできるようにしているそうです。

でも、やはりまとまったメンテナンス時期ではあります。
わがFiuggiのゴルフ場もまる3週間のメンテ期間がやっと終わって昨日から再開しました。
昨年は2週間のお休みで、その間に何をしたかというとティーの目印のボールの色や、
グリーン上の旗竿の色を塗っただけという印象でした。(笑)

今年は1週間長い休みで、早速昨日戻ってみたら
昨年の大雪の被害でまだ折れた枝などが杉の大木の上の方に残ってたりしていたのをかなり綺麗に掃除したのと、
ドライビングレンジの大改造に着手していました。
マットから打つ、その前方に芝を敷き詰めてティーグラウンドのようにしたいようです。
これまでもそこで打っていましたが、いわゆる雑草が茂っていただけでした。
それが綺麗な芝になれば、練習が快適に出来るだけじゃなく、見た目もうんと綺麗になるでしょう。
ただし、管理が大変です。果たしてうまく管理できるのか?正直いって期待薄。(笑)

さて、自分の方はといえば、3週間のうちに一度だけFrosinoneという町の
打ちっぱなしに行っただけで、すっかり錆び付いてしまっていました。
いきなりH1から始めたのも行けなかったのですが、全くボールが飛ばない。
ひどい時には空振りをするというような有様で、池の周りの4ホールでは10こぐらいボールを無くしました。(笑)
ほかでも、ボールの着地地点をしっかりと見届けているにもかかわらず、見つからないというのがいくつか。

とにかくあまりの出来の悪さに唖然としてしまいました。
なんとかそれらしくなってきたのは16ホールから。
そこでピーターとアンジェリーノに追いつき、一緒にプレーを始めたら少し感が戻って来ました。
そこで、アンジェリーノが18ホールを終えていってしまった後も、
ピーターともう3ホールプレーしたのでした。
本当に錆びついた体から、少しサビが落ちというような感覚でした。

そして今日も、曇天の中を行ってきました。
着いたらコーチに出会ったので、すぐにレッスンをもう押しこみ、30分だけですが指導を受けて来ました。

やっとバックスイングはあまり問題がなくなってきたのですが、
今度はダウンスイングです。
どうもダウンを始めるときに右肩が下がるようです。
ゴルフでは前かがみになっているので普通に肩を回すという感覚が、
肩の上げ下げになってしまうようです。(私がそう思っているだけかも)

また、左膝を伸ばした時に伸び上がってしまうのですが、
あくまでも前傾姿勢を保ってという点をしつこく練習しました。

と、同時に右腕を素早く伸ばしきるということも。
今までは腕を伸ばすのではなく右肩を下げることによって右腕がボールに近づいていたのでした。
プロは切り返し時に腕や、コックの状態はそのままでストンと下に落ちる瞬間があるようですが、
それのみを練習していても何もならないようです。
それはまたもう少し上手くなってからの課題かな?

今はスイングプレーンを壊さないように、左にスエーしないように気をつけながら
両腕をインパクト時にすっかり伸ばして、ヘッドが地面と並行の瞬間をできるだけ長く保てるように。
こうして文字にするとどうもしっくりしませんが。(笑)
とにかくコーチの言うとおりに出来た時にはまっすぐに力強いボールが飛んで行きました。
14ホールは、今日はいつもより後ろにティ-が設けられていましたが
急な登り坂にもかかわらず、いつもより飛びました。

今日の動作をしっかり身につけることが出来れば諦めていた飛距離が少しは伸びるかも?えへへ・・・

サビつき」への6件のフィードバック

  1. keikoさん
    ご無沙汰です。
    ゴルフは考えることが沢山あって大変ですね・・・・・
    今年はゴルフ飛躍の年にしてください。

    >プロは切り返し時に腕や、コックの状態はそのままでストンと下に落ちる瞬間があるようですが
    アマチュアでもこれが出来ないとゴルフが上手になれません。
    トップから切り返してグリップエンドから下していきます。
    感覚は手のコック、右肘の角度は腰のあたりまで解きません。
    実際には少しずつほどけています。スイングを前から見ると
    右肘が真下に下りているように見えます、これが正解です。
    そして、インパクト時には右肘はまだ曲がっています、インパクト後
    右肘が完全に伸びていきます。
    インパクト時に右肘が伸びていてはパワーが出せません。
    スイングは加速していないと強い球、飛距離は望めません。

    素振りで確認してみてください、これができると体の左側で風切り音が発生しクラブヘッドが加速しているのが分ります。

    トップの時左膝は前に出ています、トップから切り返すタイミングと同時に左膝を伸ばしてください伸ばすことによって大きなパワーが生まれるのと懐が深くなって左手を飛球線方向に引っ張りやすくなります。
    (左のお尻を後ろに引く感覚でもOKです。)腰の切れです。
    前傾姿勢を保てばボールと体の距離は変わりません。

    トップから右肘を下におろす練習をしてください、ゴルフが一気に上手くなります。

    頑張ってください。

  2. 山さん、
    いつも詳しい説明をありがとうございます。
    本当のゴルフには山があって、うまく行くときとそうでない時の差がまるで別人のようでびっくりします。(笑)

    >、インパクト時には右肘はまだ曲がっています、
    この時フェースはオープンになっているのではないでしょうか?
    そうすると右へ飛んでいってしまう気がするのですが・・・
    実際私は腰が回っているのに腕がついていかなくてよく右へ飛び出してしまいます。
    肘は曲げたまま手首を切り返すのでしょうか?

  3. Keikoさん

    >この時フェースはオープンになっているのではないでしょうか?
    そうすると右へ飛んでいってしまう気がするのですが・・・

    右に行ってしまう原因はいくつか考えられます、体の軸がスエーして左にずれている、肩のラインと手の三角形が崩れている、グリップが悪い
    等々考えられます。

    投球のボールリリース時、重い物を押す時肘は必ず曲がっています。
    肘が伸びきってボールを投げたり押しても力が入りません。
    ゴルフスイングも同じです。

    プロのスロー動画を見てください、参考になります。

    レッスンプロにボディーターンスイングを教わって下さい。
    友達に上手なゴルファーがいれば最高ですが、是非マスターしてください。
    自己流スイングで5年、10年をロスしたアマチュアゴルファーはたくさんいます。

    これができると手打ちスイングとおさらばできます。
    一気にゴルフがうまくなります。

    頑張ってください。

  4. 山さん、早速の返信有難う御座います。
    つまりフェースはオープンでもいいということですね?
    そういえば私にはまだグリップがしっくりしないことがあり、
    時々グローブ無しのほうがいいような気もするのですが、
    ベテランは皆グローブエオつけたほうがいいと言いますし・・・

    ボディーターンはいつもコーチと繰り返しレッスンしています。
    前傾姿勢を保ったまま、軸をずらさずにターンするのは難しいですね。

    もうひとつ私の悪い癖はインパクト後も右に体重が残り気味なところです。
    それでひところ、左軸一本というスイングも試みたのですが、
    コーチには反対されてしまい、そのままになっています。

    上手な方々ともようやく一緒に遊んでもらえるようになりましたが、
    やはりみなそれぞれのスイング論があるので私は自分のコーチの言葉を信じることにしています。^^

  5. Keikoさん

    こんにちは

    >つまりフェースはオープンでもいいということですね?

    クラブフェイスが開いてインパクトするとフェードかスライス
    にしかなりません。
    左に出て右に曲がる。
    真っすぐ出て右に曲がる。
    右に出て右に曲がる。
    右に出て右に出るボールをメダカボールと言うそうです。
    (すくいようのないボール)← すみません、おやじギャグで・・・

    クラブフェイスは飛行線にスクエアーに戻らないと真っ直ぐ飛びません。
    ゴルフはアドレスの再現ではないことを理解ください。

    >私は自分のコーチの言葉を信じることにしています。^^
     そうです、コーチを信じてボディーターンでのダウンブロー
     をぜひマスターしてください。自然にフェースローテーションが出来
     ます。クラブフェースがスクエアーに一気に戻ってきます。

     頑張ってください。

  6. 山さん、私の表現が間違っていました。
    インパクトの瞬間にフェースがオープンではいけませんよね。^^;
    伺いたかったのは右腕がその時にはまだ伸びきっていないとそのままではフェースがオープンになりそうなので、そうならないためにはどうしたら良いかということでした。
    腕はのばしきらないけれど、手首は返すということでいいでしょうか?

    >メダカボール
    あはは・・・きっと山さんたちのプレー中にはこういう楽しいギャグがたくさん飛び交うのでしょうね。

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