Sabellicoコーチのレッスンその3

1月20日に初めてSabellicoコーチのレッスンを受けて1000球の練習を積んでから出直すように言われていたのですが、なかなか1000 球に達しないままに2月24日、2回めのレッスンを受けました。

でも、自分でも納得しないままにでかけたので案の定前回と同じことを注意されて、まったく同じレッスンを受けて帰ってきたのでした。

その2回目の宿題はループスイングでした。

3 年ほど前に今のイタリアゴルフ界で一番人気と実力のあるFrancesco Molinari のコーチからレッスンを受ける機会があってその時に同じようにループスイングを薦められたのですが、その頃の私のコーチとともにその必 要性を感じないまま時が過ぎていたのでした。

Molinari コーチとSabellicoコーチは同じくらいの年配でしょうか?

スイングにも流行り廃りがあると思います。だから同じスイング理論を持つ方々はやっぱり同じ頃にスイングを学んだ方ではないかと思うのです。

(追記:ループスイングが最近のトレンドだと後で知りました。)

とにかく3年前といえばまだ私もあまりゴルフに馴染んでいなかった時でもあり、(その分素直だったかも?笑)スイングの基本的な改造にとまどったのでしたが、今は下手なりにもいろんなタイプのスイングを真似ることができるようになりました。(笑)

で、そのループスイングがうまくいくととても綺麗なドローボールが打てるのです。もちろん10回に1回位の割合ですが。(汗)
ただこれも普段友人たちとラウンドするときにはほとんど忘れている状況です。

友人たちとのラウンドではマッチプレーがほとんどなのでやはり勝つために確実なスイングをして冒険をしない、つまりまだ自分のものになっていないスイングは本能的に避けてしまうのですよね。

だから上達をしないまま、でも余り時間があいてしまうとモチベーションも下がってしまうので今日友人のSilvioさんとともにまたレッスンに行ってきました。

今回もレッスンを始めた時には今までと同じ注意を受けました。

  • バックスイングで右にスエーしてしまう。
  • 腕主導のスイングになっている
  • バックスイングで頭が前に突っ込んでしまう
  • ダウンスイングがアウトインになっている
  • 左手をこねるせいかフェースが軌道から大きくずれている

などなど数えればきりがないほどの厄介なありさま。

ほ とほと自分が嫌になりそうなのをぐっとこらえて(コーチのおかげで)コーチの言葉に従って(いるつもり) レッスンを積んで、その間コーチは3度ヴィデオ を撮ってくれてホンの少しずつでも改善できたところを見せて励ましてくれるのでなんとか無事に45分を乗り切りました。

でも、一つ会得したというか開眼したことがあります。

それは前後への体重移動

うーん、こういうと誤解を生むでしょうね。

大きく前後にはもちろん体重移動してはいけないのですが、そうではなくてアドレスでは体重は両足の拇指球から土踏まずにかけて加重、それがトップスイングに至るまでの過程で右足拇指球→右足かかと方向に加重されるということ❢

つまりこれで体幹から外にはみ出ることなく体重移動ができるようです。

私は両足の拇指球から土踏まずにかけて体重をのせるようにしていましたがそのままでスイングするとよくフォローで前のめりになっていたのです。

そこでよく友人たちからもっとどっしりと座るように構えなさいと注意されていました。

ところがコーチいわく、最初にかかと重心にすると余計ダウンスイング中に前のめりになってしまうと聞いてなるほどと思ったのでした。

そうそう、2回めのレッスンでバックスイングをもっとコンパクトにという指摘も受けたので、それにはちょっと反発してしまったのでした。

なぜなら皆がゆっくりスイングを勧めるのでそうするとどうしてもどんどんバックが深くなってしまうのです。そうしないとタイミングが合わなくてスライス球が出てしまう事になり・・・

でも、コーチの言葉にバックを浅くするにはどうしたら良いかと考えてそれにはテンポを短くするしかないというところにたどり着きました。

今までにもいろいろと検索して勉強していたように、人にはそれぞれのテンポがある。例えば早く歩く人、ゆっくりの人。早口の人とそうでないホトなど・・・

そこで2,3日スマホにDLしたメトロノームを使って自分の歩調と同じくらいの(私の場合75ビートぐらいがいいようで)テンポでスイングすることだけを考えてプレーしたところ結構良い結果が出たのでした。

それで気を良くして翌日も同じことをするとてきめんにくじけさせられるのもゴルフですが・・・(笑)

とにかくコーチが言ったようにバックスイングとダウンスイングとのテンポを同じにすることを心がけるようにしています。これまではバックに3拍ダウンに1拍、みたいなスイングでしたから。(汗)

これはパットでもいい結果をもたらしてくれています。

今日はドライブも少し打たせていただきました。

ドライブは・・・うまくいくのです。^^
ティーアップしているからですね。

「こんなにまっすぐドライブが打てるなら日曜のプロ・アマに来てほしいなぁ。」とコーチに言っていただけたほど。^^

私のあとにSilvioさんが2度目のレッスンを受けました。

彼のゴルフ歴はもう20年近いでしょうか、ハンデも16とそこそこの腕前で多少の自信を持っていらしただけにこれまでのスイング、アドレスなどを根本から覆されてしょげていました。

その彼からコーチが「Keikoは少し進歩した。」と言っていたと聞いてとっても嬉しくなりました。これからも亀の歩みでしょうが誰が見ても綺麗なスイング気持ちの良いスイング作りに励みたいと思います。

結果はきっとあとから・・・うーんと後からついてくるのでしょう。(笑)