規則改定2016

ゴルフの規則は今や全世界共通となっていてオリンピックと同じように4年毎に時事に応じて改定されています。

今年はその改定の年に当たり、私のゴルフ歴も6年目を迎えすでに3回めの改定に遭遇することとなりました。

2008-2011

これが最初に出会った規則書。筆記試験に向けていろいろと下線を引いたり付箋をつけたり注釈を加えたりとしたので2冊目をもらったのでした。(笑)

2012-2015

すごいサンドショットでしょう?

この規則書が一番長く付き合っただけあって雨に降られたりでかなりコンデションは悪くなっていますが愛着があります。

そして一番新しい・・・

2016~

こちらが2016年からの規則書。

でも、まだ暫定的なもののようで2016年からとは書いてありますが、以前のもののように2016年から2019年とは書いてありません。どういう意味があるのかわかりませんがとりあえず今回の表紙、なんと女性プレイヤーになっているところが嬉しいではありませんか❢

ゴルフはいまだにとってもマスキリストなスポーツで、日本には女性用のティーが無かったりイタリアにはコースの途中にトイレが無かったり(笑)とにかく女性もプレーするということを頭に入れての設計がなされてない感があります。

そんな中で、規則書の表紙に女性プレーヤーの姿を載せたというのはすごい進歩だと思います。

また、ゴルフの規則にはヨーロッパスタイルとアメリカスタイルとの間にも若干の相違点があってそれらを統合しているようなのですが、今回初めて表紙に両方の名前がのっています。

R&Aと言うのはロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュースという英国 (スコットランド) にあるゴルフ競技規則制定等において最も歴史もあり権威のある機関。

USGAというのは全米ゴルフ協会のことでアメリカの国内ゴルフを統括する団体なのです。

歴史的にはスコットランドのほうが旧いのですが、ポピュラーという面ではアメリカのほうに軍配が上がるかと思います。

とにかく今や世界共通の規格で勧めているのでかつてビデオでも世界をまっぷたつに分けたような規格がありましたが(今もあるのでしょうが)ライダーカップで世界中が盛り上がるようにすべてのゴルフ界も共通の規則や概念に基づいて運営されなければならないと思います。

そういう意味でで初めて規則書の表紙にR&AとUSGAの名が並んだというのは少なからぬ進歩の現れだと思うのです。しかも女性プレーヤーのシルエットとともに。^^

蛇足ですが、今日3月20日復活祭
地元Fiuggiで今年最初のコンペに参加したのですが、ステーベルフォード29点で入賞できず。

今までならステーベルフォード29点という成績はハンデが0.2上がったのですが、今年からハンデは(イタリアだけかもしれませんが)下がっても上がることはないそうで、今までどおりの24.5を維持できるようです。(汗)

ま た、今日は女性3名で参加したのですが、途中で余り成績の芳しくない一人がコンペを放棄したいといったのですが、私ともう一人が説得してなんとか継続させ たところ、その後彼女は3つもパーをとり、表彰式の最後のくじ引きでもボールがあたって大満足。これからは成績が思わしくなくても途中で棄権することはな いと誓ってくれたことが一番嬉しかったです。❤