Doppio di Ferragosto

毎年恒例のDoppio di Ferragosto(ドッピオディフェラゴスト)という2日連続のカップルによるコンペが14日(金)と15日(土)に開催されました。

今年はスポンサーも一新して参加者もここ数年より多かった気がします。

私は当初参加を見合わせておりました。

というのも今年はFerragostoという祝日(日本では「マリア様の被昇天祭」として知られているのですが)が土曜になり日曜のコンペを含めると3日続きのコンペとなりいささか体力に自信がなかったからです。

でも、大先輩で先日コンビを組んでシニア賞を獲得した相手のペッペさんが私に無断ですでに登録していたのです。(笑)

その後私のところにやってきて『無断で登録しちゃったけど、いいかな?』とおっしゃるのでもちろん喜んでお受けしたのでした。

天気予報では日曜は最悪の雷雨の予報も出ていたのであまり乗り気ではなかったし・・・

でも、日曜のコンペは我がクラブのかつての凄腕プレーヤの追悼コンペで毎年やはり凄腕(今のHcp3.2)という息子さんが開催なさるのです。だからお付き合いに出たかったし、最悪 プレーの出来はともかく出ようかなぁとも思っていたのですが、天気予報のことを彼に告げて延期するように説得しました。

おそらく説得したのは私だけではなかったのでしょう。

たまたま2日めに彼の組と一緒にラウンドすることになって延期したと聞いてホッとしました。

さて、この2日間に渡るコンペのフォームは初日は4ボール、つまりカップルのそれぞれが自分のボールをプレーして成績の良い方をスコアに記入するというもの。

この日ペッペさんは肉離れか何かで足をいためていたのにカートが全て出払っていたので歩きでのプレーが応えたのかいつもの覇気がありませんでした。

先週、入賞した時も『君の働きのおかげだ』と仕切りにおっしゃっていましたがこの日はさらにその感が強く、(なんといっても私には強力な武器=ハンデキャップがありますからね。(笑))スコアの半分以上が私の成績で埋まりました。

で、翌日の出発時刻は初日の成績の悪かった組からということで最初の組はなんと8時18分出発でしたが、幸い我々は11時18分ということで朝もゆっくりと支度が出来ました。

我々のあとには更に4組のスタートがあったので我々の初日の成績が9~12位辺りだったと予測できます。^^;

 

二日目のフォームはグリーンサム、ドライブだけはそれぞれが打ってどちらのボールを取るか決めたらあとは交代で打っていきます。

もちろん距離的にはペッペさんのほうがはるかに遠くへ飛ばしますが絶不調とあってたまにOBや天ぷらがでていて私のドライブも何度か役に立ちました。

第2ホールではペッペさんのドライブはフェイアウエイでロングヒットだったにも関わらず私のボールを使ってもらうことにしました。このホールの2打目、よく右へのOBを出してしまうのでトラウマになっているのです。(前日も2回続けてOBでしたから)

こういう助け合いができるのがカップルのいいところですが、一度選択したらあとは交代と決まっているので相手に変なところからプレーさせないようにと気を使います。

その辺りがお互いちょっと控えめなプレーになってしまうようで短いアプローチがグリーンに届かなかったりしてしまうことがありました。パットもしかりです。

相手の組は先に言った凄腕Hcp3.2のピエルルイジさんとさらに凄腕の若干18歳でHcp2.6のバレリオ君。ただこのバレリオ君がペッペさん以上の落ち込み振りでピエルルイジさんも元気付ける言葉に困っていました。

6ホールまですべてボギーでほぼ順調に来たものの、なんと7ホールで右側の並木をかすった私のボールが途中で90度曲がって左の池に飛んで行くという未だかつて見たこともない現象が起きて皆が唖然としていました。普通は樹の根元に落ちて転がるか最悪木の後ろ側に止まるものなのですが・・・

この辺りからケチが付いたと言いましょうか、次の8ホールで3打目を打ったところ私の真ん前に停車していた我々のカートにボールがぶつかって私の真後ろに飛んでいきました。つまり私の打ったボールは進行方向ではなく90度右に飛んでしまったのです。カートに乗っていたペッペさんに当たらなかったのが不幸中の幸いでした。そのカートの横にもピエルルイジさんが立っていたので彼も危ないところでした。

パー5で、3打目がそんなだからトリプルボギー、プラス自分たちのカートに当てたペナりティー1打でなんと8打という大叩き。そのショックのせいかパー3の9ホールも6打この後いくつトリプルボギーがでたことか。

いつもパットが上手なペッペさんのパットが決まりません。まるで私にカップインさせるためにわざとはずしているような感じでほとんどのホールで私が30センチぐらいのパットで終えるというパターンでした。

私もこの日短いプレーが上手く行かずパットもちょっと長くなると入りませんでした。

なんだか目に見えないものに取り憑かれてしまったようでどうしようもなく二人で大笑い。

一緒に笑ってくれる相手で本当に良かったと思っています。

ということで25位(41組中)という成績でしたが、これに懲りず次回も一緒に組んでやってみようということを誓い合って別れました。(笑)

Doppio di Ferragosto」への6件のフィードバック

  1. 18ホールにいろんな出来事があったのですね。

    木に当たって90度右へ飛ぶなんてそういうことあるのね(@_@)
    それにカートにまで当たるなんて・・・
    誰もケガしなかったのは幸いでしたね。
    こういう日は宝くじ買うと当たったかも(笑)

    本当にゴルフは予測できないことが多いですよね。

    でも、こういう大会に参加できたし、ペッペさんと助け合ってラウンドできたのは
    日本にいる私には羨ましいかぎりです。

    結果はどうであれ、ゴルフの非情さと面白さが伝わってきました(^^♪

    次回はきっと今日のアンラッキーを取り戻せますように^^

  2. Toshiさん、こんにちは
    木の幹に当たったのではなくて梢から入ったんですよね、だから下に落ちると誰もが思っていたんです。本当に何が起こるか分かりませんね。

    PGAツアーご覧になりましたか?
    オリジナル トンガ王国出身のジェイソン デイの優勝、もらい泣きしました~

  3. 全米ゴルフ見ました。
    ジェイソン・デイの優勝、私ももらい泣きしました。
    前からきっとメジャーで勝つと思ってました。
    オリジナルトンガ出身とは知らなかったわ。
    苦労したんでしょうね。
    ご家族も嬉しいでしょう

    日本勢も次回はきっとネ!

  4. Toshiさん、おはよう

    日本勢、頑張って欲しいですね。
    すでに松山はこちらでも有名ですが、今回は岩田寛という方が頑張ってましたね。
    3日めあたりはイイトコ行ってたのにね。

    ジェイソン・デイは母方(母親?祖母?)がフィリピンだそうで、災害を受けた時に多額の送金をしているそうで解説者たちはそういう面=私生活でも素晴らしい人物だと褒めていました。

  5. >災害を受けた時に多額の送金をしているそうで解説者たちはそういう面=私生活でも素晴らしい人物だと褒めていました。

    ますますもって応援したくなりました。

    >岩田くん
    寡黙で口上手じゃないけれど、もくもくと頑張るところが好きです。
    飛距離も出るから海外でも十分戦える選手だと思ってるの。

    いろんな人に頑張ってほしいね(^^♪

  6. Toshiさん、おはよう

    岩田くん?(笑)
    では私もこれから応援したいと思います。

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